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墜落したF35Aのフライトレコーダー、一部発見 損傷激しく飛行記録なし

 岩屋毅防衛相は7日、航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが同県沖の太平洋に墜落した事故に関し、現場付近の海底でフライトレコーダー(飛行記録装置)の一部を発見し、引き揚げたと明らかにした。損傷が激しく、飛行記録が残るメモリー(記録媒体)部分は含まれていないため、事故原因の解明には直接つながらないとみられる。 操縦士の細見彰里3等空佐(41)も行方不明のままで、自衛隊などは海底での捜索を続ける。岩屋氏によると3日以降の捜索で、破損した飛行記録装置や操縦席の後方窓の一部が見つかり、米国が派遣した深海捜索船「ファン・ゴッホ」が引き揚げた。

 岩屋氏は飛行記録装置を防衛省・自衛隊が調査し、必要に応じて米国の協力を得るとの方針も改めて示した。

 F35Aは4月9日午後7時26分ごろ、三沢基地の東約135キロの太平洋上で他3機と訓練中に墜落した。4月末から海上自衛隊の艦艇と日本の海洋研究開発機構の海底広域研究船「かいめい」、ファン・ゴッホの3隻態勢で海底を捜索している。

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