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【山口那津男 本音でズバッと】「令和」時代のスタート 経済再生、少子高齢化、防災・復興…3つの政治的課題に挑む (1/2ページ)

 天皇陛下は1日午前0時、皇太子から即位された。同日午前、皇位継承の重要儀式「即位後朝見の儀」での最初のお言葉で、「国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられた。

 新しい「令和」の時代に、戦争を経験していない天皇として、大多数の戦後世代の国民の願いに寄り添って、象徴としてのお務めに取り組むご決意が感じられた。

 4日には一般参賀に臨まれた。訪れた14万人余りを前に述べられた、「皆さんの健康を祈る」とのお言葉が気にとまった。上皇さまの即位を祝う平成2年のお言葉にはなかったものである。

 この30年間に高齢化は著しく進み、訪れた人々にも、その変化ははっきりと現れていたに違いない。

 日本が抱える諸問題について、現実に政治の場で対処・解決していくのが私たち政治家の役割である。

 新しい時代の政治的課題は、昭和と平成から残されたものが多い。私が「令和」時代になってまず取り組みたいのは3つ。

 1つは、「経済再生をやり遂げる」ことである。バブル崩壊から長いデフレ時代の痛手は深かった。カンフル剤から体質改善を経て安定して成長できる健康体にしなければならない。

 人口構造の変化に応じた経済成長のあり方を確立することが重要だ。それには、平和な国際環境をつくり、多国間の協調をリードすることが欠かせない。

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