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【高橋洋一 日本の解き方】連休明けの政治日程を読む 13日の景気動向指数に注目! G20で外交成果掲げW選も (1/2ページ)

 「令和」になった。清らかで美しい響きのある元号のように、いい時代にしたいものだ。

 改元に伴う大型連休が明けたが、残りの国会での争点、消費増税の判断、経済指標の発表や参院選など、政治的にも重要な日程について考えてみたい。

 連休後の国会では、大きな政治課題はあまりない。一時は統計偽装問題が国会の火種だった。確かに手続き面ではひどかったが、統計データへの実害はそれほどでもなかったことから、世論の批判も一段落したようだ。

 そもそも今国会ではめぼしい法案もなく、スカスカのスケジュールだった。これは、場合によっては、衆院解散でダブル選挙もありうるという戦略だったからだろう。ただし、実際に行うかどうかは別問題であり、安倍晋三首相は、令和の新時代に入り、内外の諸情勢を見極めることになるだろう。

 注目されるのが5月13日に発表される3月の景気動向指数だ。これは、複数の統計数字から機械的に指数を算出するものだが、これまでの統計を見る限り、3月の景気判断は「悪化」となる可能性がある。

 翌週20日の1~3月期国内総生産(GDP)速報値も注目度は高い。もっとも、景気動向指数とGDPはかなり相関があるので、13日に3月の景気動向指数が出た段階で、20日のGDP速報は予測しやすい。

 いずれにしても、今のところ、1~3月期のGDPはマイナスの可能性もあり、いい数字ではないだろう。2018年度のGDP成長率もマイナスかそれに近い悪い数字の可能性がある。

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