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【室谷克実 新・悪韓論】勢力拡大する「全羅道左翼」 文政権誕生で頭角 光州事件の遺族はあらゆる公的試験で「プラス10%」 (1/3ページ)

 韓国・全羅道(チョルラド)の中心都市である光州(クワンジュ)市は“韓国・左翼勢力の聖地”に当たる。1980年5月、戒厳軍に対する武装蜂起である光州事件が起きた地だからだ。

 韓国は昔から地域対立感情が激しい。その中で、長らく優勢だったのは慶尚道(キョンサンド)出身者であり、劣勢だったのは全羅道出身者だった。ところが、文在寅(ムン・ジェイン)政権の誕生とともに、全羅道出身者の勢力拡大が目立つ。

 政権の施策方向と、全羅道勢力の志向が一致しているからだ。その割を食らっているのが慶尚道勢力だ。典型は、慶尚道出身者が創設した財閥だ。

 韓国経済がもう1段か2段、落ち込んだら、政権と全羅道勢力に反発する“慶尚道の乱”が起きても不思議はない。

 文政権の発足当初は、大統領秘書室長も首相も全羅道出身者だった。3月の内閣改造では、閣僚の出身地ではなく出身高校を示して、全羅道出身者の多さを紛らわした。

 公務員や軍部での全羅道出身者の勢力拡大は、全羅道出身者が他の地域の出身者より優秀だからではない。

 光州事件の被害者・その遺族は、あらゆる公的試験で「プラス10%」の加算点が付与されることが大きい。これは「5・18民主化運動関連者補償に関する法律」に基づく。

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