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【解剖 政界キーマン】菅義偉官房長官 “ポスト安倍”急浮上も野心見せず「まったく考えていません」 (1/2ページ)

 「まったく考えていません」

 菅義偉官房長官は記者会見でキッパリとこう語る。永田町でいま、「ポスト安倍」候補として、菅氏の名前が急浮上していることへの答えだ。

 言うまでもなく、菅氏は、安倍晋三政権にとって「危機管理の要」だ。「霞が関に精通しているうえ、公明党の支持母体・創価学会とのパイプなど、あらゆる手段を駆使してきた」(菅氏を支持する無派閥議員)

 新元号「令和」の発表や、統一地方選挙の候補者調整でも手腕を見せた。これらも名前が一気に浮上した理由だ。

 しかし、危機管理を完璧に遂行するには、実は絶対条件がある。

 「個人の野望や人間関係を見せたらダメだ。それが見えたら、『自分のためにやっている』と思われてしまう。絶対NGだ」(自民党ベテラン)

 私は、菅氏に一対一で話を聞く機会を得ている。菅氏は地方政策や外国人労働者政策などを挙げ、「(いまのポストで)十分やりがいがある」と語る。「ポスト安倍」といった野望は一切見せない。私は「危機管理に徹するために、野心は封印」というのが、いまの菅氏の政治スタイルだとみている。だから当然キッパリと否定するのだ。

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