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大津園児2人死亡事故 現場交差点、信号間隔短く「焦って右折する車多い」

 大津市大萱(おおがや)の交差点で8日、保育園児の列に車が突っ込み、2歳の2人が死亡し1人が重体、園児と保育士の計13人が重軽傷を追った事故。現場の交差点は信号の間隔が短く、焦って右折する車も多いという。

 大津署によると、事故は8日午前10時15分ごろに発生。自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された同市の新立(しんたて)文子容疑者(52)の乗用車が交差点を右折しようとした際、直進してきた同市の下山真子(みちこ)さん(62)の軽乗用車にぶつかったとみられる。新立容疑者は「前をよく見ていなかった」との趣旨の説明をしている。

 下山さんはハンドルを左に切ってよけようとしたとされるが、軽乗用車は歩道に乗り上げて園児らをひき、フェンスにぶつかり停車した。ブレーキ痕はなく、現場や車の損傷状況から双方の車に速度違反はなかった可能性が高いという。同署は軽自動車に搭載されていたドライブレコーダーの解析を急ぐとともに、同法違反(過失致死傷)容疑に切り替えて調べる。

 現場は見通しのよい交差点だが、同市内のタクシー会社関係者は「信号の間隔が長くないので、混雑時に焦って右折しようとする車をみかけることもある」と語る。

 保育園では、交差点で車道の反対側の端で信号待ちをするなど安全対策を徹底していた。ネット上では「責めるべきは加害者」などの声が広がっている。

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