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【親も知らない今どき入試】一般入試志願者が連続して増えている大学ランク トップの福岡工業大は13年連続、地方私立に人気集まる (1/2ページ)

 今週は一般入試志願者が連続して増えている大学ランクを紹介したい。増加が始まった最初の年に、志願者が1000人以上だった大学について調べた。

 少子化の中で、志願者を増やすのは並大抵のことではない。国公立大は今年、志願者が増えたが8年ぶりだ。一方、人気が続伸している私立大は13年連続で志願者が増えている。ここ3年を見ても8%、7%、そして今年は5%増えた。私立大の入学者を定員に近づけ、定員をオーバーして入学させない定員厳格化政策のおかげだろう。

 大手予備校の入試担当者は「受験生は志望する学部の倍率、難易度、合格最低点を見て、最終的に志望校を選びます。入学定員の抑制で、どこの大学も合格者を減らして倍率が上がり、難易度も上がっていますから、当然、受験生は敬遠します。その中で志願者を増やしていくのは大変で、やはり魅力ある大学でないと厳しいでしょうね」という。志願者を連続して増やしている大学のトップは、福岡工業大の13年だった。

 2562人から増え始め、今年は初の1万人超を果たし、4倍近くに増えた。工、情報工、社会環境の3学部がある。九州の人気私大の西南学院大、福岡大とあわせ“西福福工”と呼ばれるほどの人気だ。下村輝夫学長は「教職協働で改革を進めてきたことが、志願者増の理由ではないでしょうか。教員はともすれば研究第一になりがちですが、本学では学生第一の姿勢で、学園全体の経営、教育、就職など、さまざまな分野で、教員と職員が一緒になって改革、改善を進めてきた結果でしょう」という。面倒見の良い大学、就職に力を入れている大学として、高校教員から高く評価されている。

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