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【高橋洋一 日本の解き方】野党再編はどこまで進むのか 改憲争点で維新と国民接近も…立憲と共産の左派統合に注目 (1/2ページ)

 国民民主党と自由党が合併した。一方、立憲民主党は距離を置いている。今後、さらなる再編や、参院選など国政選挙で共産党を含めた野党統一候補擁立は進むのだろうか。

 これまでの政党の変遷史をみると、1955年体制が基本的に維持されている。つまり、自民党と社会党の対立があり、そのほかに共産党がある。55年体制の中、64年11月に公明党が結党され、自民党、共産党とともに現在に至っている。

 この間、自民党からは、小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏らの離反があった。小沢氏は93年8月に、非自民・非共産の細川護煕連立政権を誕生させた。

 自民党から離反した人たちが政界再編を仕掛けてきた中で、社会党は分解され、鳩山氏らが主導し、96年9月に民主党ができた。小沢氏は自由党党首、鳩山氏は民主党党首として、2003年9月、両党は合併し、09年9月に政権を獲得するまでになった。

 しかし、民主党は、政権運営の不手際などで12年12月に再び野党に転落した。その後、17年9月に事実上解党し、国民民主党、立憲民主党、その他に三分割され、現在に至っている。

 民主党政権時代、自民党でも民主党でもない第三極の動きもあった。みんなの党は09年9月に結党されたが、14年11月に解散している。日本維新の会は12年12月に結党以来、分裂・合併を繰り返しながら、現在に至っている。

 現状の政党をみると、再編の核となるのは、形式的には、国民民主、立憲民主、維新、共産しかありえない。

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