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著作に複数の捏造、盗用…東洋英和院長解雇で名門に打撃! 専門家「受験生への影響も避けられない」 (1/2ページ)

 学校法人東洋英和女学院(東京)は10日、著作に複数の捏造(ねつぞう)や盗用があったとして、学院の院長で同学院大学教授の深井智朗(ともあき)氏(54)を懲戒解雇した。同学院といえば、中学部・高等部が“お嬢様学校”として知られ、タレントやアナウンサーなどを多く輩出している名門校だ。専門家は「受験生への影響も避けられない」と指摘する。

 大学の調査委員会は10日、記者会見を行った。委員長の佐藤智美(さとみ)・同大副学長は「研究者倫理に欠け、不正への認識が甘い」と厳しく指摘し、増渕稔・学院理事長は「院長の要職にある者の不正行為で誠に申し訳ない」と謝罪した。

 深井氏の不正とは、2012年に出版した『ヴァイマールの聖なる政治的精神』(岩波書店)に、実在しない神学者の論文を捏造、引用し、別の文献からの盗用もあったという。15年の論文でも、無関係な資料の使用が判明した。

 調査委に対し、深井氏は「不正ではなく過失だ」という趣旨の説明をし、3月11日付で辞任・退職届を提出していたが、懲戒解雇された。

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