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「戦争で北方領土取り戻すの賛成か」発言で謝罪 維新・丸山議員、酒トラブルの過去…「禁酒宣言」守れず

 日本維新の会の丸山穂高衆院議員(大阪19区)が、北方領土へのビザ無し交流の訪問団に同行していた11日夜、国後島で酒に酔い、元島民の団長に「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか?」と質問するなど大声で騒ぎ、訪問団から抗議を受けていたことが分かった。丸山氏は過去にも酒でトラブルを起こしていた。

 訪問団によると、丸山氏は、元国後島民の大塚小弥太(こやた)団長(89)と島内の施設「友好の家」で懇談中、「ロシアが混乱しているときに取り返すのはオッケーですか」「戦争しないと、どうしようもなくないですか」と詰め寄った。大塚氏は「戦争なんて言葉は使いたくない」と返答したという。丸山氏は酒に酔っていた。

 ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は13日、モスクワで開催された日ロ知事会議の会場で、丸山氏の発言について「日ロ関係の流れの中で最もひどい」と記者団に批判した。

 丸山氏は2015年12月にも、酒に酔い、一般男性の手を噛むトラブルを起こし、「禁酒宣言」していたが、守れなかった。

 国益を損ねかねない暴言について、丸山氏は13日夜、「多くの方に不快な思いをさせ、元島民への配慮に欠けていた。撤回する」と都内で記者団に頭を下げた。

 維新は丸山氏を厳重注意する方針だ。

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