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維新・丸山議員が離党届提出 「戦争で北方領土取り戻すの賛成か」発言で

 日本維新の会の丸山穂高衆院議員(大阪19区)は14日、北方領土へのビザなし交流訪問団に同行し、「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」などと、酔って元島民に発言したのは不適切だったとして、離党届を提出した。同党関係者が明らかにした。丸山氏は過去にも酒でトラブルを起こしている。日本維新代表の松井一郎大阪市長は「自ら判断し(議員)辞職すべきだ」と語った。

 松井氏は「国会議員として一線を越え、これまで北方領土返還に向け、尽力されてきた、すべての皆さんの行為を踏みにじる発言だ。党代表としておわびする」と陳謝。「離党などで許される話ではない。党として、除名を含めて厳粛な処分をする」と述べた。

 大阪都構想や、夏の参院選への影響を最小限に食い止めるため、厳しい姿勢を示した。

 また、北方領土の返還交渉にも悪影響を及ぼすとし、「ロシアの皆さんにも大変申し訳ない」と述べた。市役所で記者団の質問に答えた。訪問団によると、丸山氏は11日夜、酒に酔い、大塚小弥太団長(89)に「ロシアが混乱しているときに取り返すのはオッケーですか」「戦争をしないと、どうしようもなくないですか」などと絡んだ。大塚氏は「戦争なんて言葉は使いたくない」と返答した。

 ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は13日、モスクワで開催された日ロ知事会議の会場で「日ロ関係の流れの中で最もひどい(発言だ)」と批判した。

 丸山氏は2015年12月にも酒に酔い、一般男性の手を噛むトラブルを起こし、「禁酒宣言」していた。

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