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飛田新地が異例の「全店休業」 G20期間中、25年万博はどうなる?

 20カ国・地域(G20)首脳会合が大阪市で開かれる6月28、29日、同市西成区の歓楽街「飛田新地」で、飛田新地料理組合に加盟する料亭全店(159店)が休業することが分かった。組合の担当者は「地域の混乱を防ぐために自粛を決めた。日本で開催して良かったと言われる会合にしてほしい」としている。

 組合によると、全店休業は全店休業は1989年の昭和天皇の「大喪の礼」以来。期間中は大規模な交通規制が実施されるため、従業員らの出勤にも支障が出るとみている。

 飛田新地は、古い木造の商店や料亭が立ち並ぶ地域。古くは日本有数の遊郭として知られ、1918(大正7)年の開業以来、2018年で100周年を迎えた。

 現在も、店先で女性店員が「顔見せ」し、客が気に入った店で遊ぶシステムは残り、他県の観光客や外国人観光客にも人気を博している。G20では海外の報道陣も多数訪れるだけに、無用の混乱を招くのを避けたとの見方もあるが、25年の大阪万博ではどうなるのか。