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【新・カジノ情報局】「男の欲望」に丸ごと応える街だった… 怒号と金が飛び交う賭場 (1/2ページ)

★変化を続けるマカオ(2)

 外資カジノの参入により、マカオ社会にはさまざまな変化が起きている。その一つが渡航目的の変化だ。ベネチアン・マカオ社長(当時)のワイドナー氏は2007年のオープニングの際、マカオが「日帰りの島から何日も滞在する最終目的地に変わる」と語った。それまでのマカオというのは、もっぱらギャンブルと性風俗を目的として、香港から日帰りで来る島だったからだ。

 当時を少し振り返ってみよう。マカオへは通常、香港からフェリーで渡ったが、その乗り場に立つだけで、これから行くマカオがどんな街かを想像させられた。乗り場の目と鼻の先に代理店があったのだが、何の予約ができるかというと、マカオで利用するナイトクラブだったのである。

 【フェリー乗り場の代理店】

 旅先での現地ツアーを予約するという話ならよくあるが、ナイトクラブというのはいかにもマカオらしいといえた。

 このところ、人の趣味や嗜好に性差を持ち出すことが難しい世の中にはなってきているが、ギャンブルや性風俗に興味を持つのはやはり男性が多いのは事実である。

 マカオにやってきて、彼らはその2つに明け暮れる。何日も滞在することはなく、1泊2日や0泊2日の弾丸ツアーで自らの欲望を満たそうとする。

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