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働き方改革が叫ばれるなか…「社畜」漫画ジワリ人気 関係者「親しみやすい形で実情伝えてくれる」 (1/2ページ)

 働き方改革関連法が順次施行される中、過重労働やハラスメントに耐えて働く「社畜」を描く漫画本が共感を集めている。動物キャラクターの主人公が横暴な上司に反抗するなどコミカルな作風が目立ち、関係者は「働き方を巡る問題に対する人々の意識が急速に高まり、親しみやすい形で実情を伝えてくれる漫画に光が当たった」とみる。

 橋本ナオキさんの「会社員でぶどり」(産業編集センター)は、劣悪な職場環境に順応していたニワトリ会社員が、後輩ヒヨコの突っ込みで覚醒する4こま漫画で、3月の刊行後すぐに増刷が決定。清水めりぃさんの「ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話」(KADOKAWA)は発売から約3カ月を過ぎた今も、猫好きの女性社員を中心に売れ続けている。

 どちらも、作者が書籍化に先立ち会員制交流サイト(SNS)に投稿し、「分かる!」「癒やされる」「勉強になる」と評判に。理不尽な上司らにペンギンが抵抗する「テイコウペンギン」(講談社)も、シニカルな毒舌が受け350万人から「いいね」を獲得した。作者の「とりのささみ。」さんは「しんどい思いで働く人たちの共感と癒やしの境界にうまく刺さった」。

 動物キャラを駆使した風刺漫画を約10年前からSNSで発表している、とりのさんの強みは「無機質なキャラにドライなせりふを合わせ、重いテーマでも笑いを生み出せる表現力」と編集担当の荒井睦美さん。動画投稿サイトにも進出するなど、快進撃が続く。

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