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「米中軍事衝突」緊迫!? 台湾独立問題で過熱…中国国防相「一戦交えることも辞さず」 米台は関係強化へ (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米政権と、習近平国家主席率いる中国との対立が過熱した。中国の魏鳳和・国務委員兼国防相が講演で、台湾で独立の動きがあった場合、武力行使を辞さない考えを明かし、独立を指向する蔡英文政権と支援する米国にくぎを刺したのだ。共産党独裁の中国による覇権を阻止する一環として、民主主義の米国は台湾との関係強化を進めている。米中対立は貿易戦争にとどまらず、軍事的緊張をも高めつつある。

 「一戦交えることも辞さない」

 魏氏は2日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議での講演でこう述べ、台湾独立を図る動きを牽制(けんせい)した。

 台湾や南シナ海問題をめぐる米国の対応にも、名指しを避けつつ、「中国から切り離そうとする者があれば、いかなる犠牲もいとわず戦う」「域外国家が大量の兵力を投入し、南シナ海最大の不安定要因になっている」と語った。

 一方、南シナ海の岩礁を埋め立て、自国が軍事拠点化を進めていることについては、「防衛目的だ」と主張し、「自らの主権が及ぶ領土に施設を作ることが、なぜいけないのか」と正当化した。

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