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金正恩氏、薬物問題で突然の強硬姿勢…背景に「密輸疑惑」か (1/2ページ)

 北朝鮮当局が違法薬物の取り締まりのためとして、列車で移動する人々に対し異例に厳しい検査体制を敷いていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

 RFAの咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によれば、「今月中旬から、咸鏡南道(ハムギョンナムド)より南に行く列車の乗客に対しては、例外なく厳重な身体検査と荷物検査が行われている。(警察の)列車常務隊が薬物を取り締まるためとして行っているものだ」という。

 咸鏡南道には、北朝鮮の覚せい剤密造のメッカとして知られる咸興(ハムン)市がある。覚せい剤乱用の拡大に手を焼く金正恩党委員長が、改めて徹底的な取り締まりを指示したのかもしれないが、住民からは「それにしても厳しすぎる」との不満の声が漏れているという。

 (参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦

 「荷物を検査しても何も出てこないのを見ると、保安員(警察官)たちは着ている服をすべて脱ぐよう強要した。いくら何でもやり過ぎだ」(前出・情報筋)

 (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

 たしかに、これは異例と言える厳しさである。別の情報筋もRFAに対して次のように語る。

デイリーNKジャパン

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