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【富坂聰 真・人民日報】“無知”による米国追従論は愚か…米中貿易摩擦、日本にも打撃!? 中国が「冷戦やむなし」と腹をくくれば… (1/3ページ)

 トランプ大統領の訪日を終えて、日米貿易の懸案はいったん先送りされた。

 一方で、やはり世界の注目は米中の貿易摩擦の行方にそそがれている。その様相は「経済戦争」にまで発展している。

 これまで反論を控えてきた中国のメディアも、5月中旬過ぎには、にわかにギアを入れかえてアメリカを攻撃し始めた。

 米中激突の最前線に立たされたファーウェイ(華為技術)の問題も含め、しばらくはこの問題をしっかり書いていかざるを得ない。実に多種多様な情報が飛び交い、整理も必要だ。

 単純にZTE(中興通訊)と比較して、部品供給を止められたことで「大変だ」とするのは論外だが、「ファーウェイは追い詰められている」「いやいや、ファーウェイには勝算がある」といった論争にも違和感が拭えない。そもそも、あらかじめ勝敗が決まっている話などない。今後の風向き次第で状況は二転三転が予測されるのだ。

 その裏側で続く米中の駆け引きは最大の変数だが、もし中国が「冷戦やむなし」と腹をくくれば、計算は一から狂う。

 その変数を占うためにも、まずは中国が始めたアメリカへの反論をしっかり整理してみたい。論点は大雑把に5つある。

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