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堺市長選、維新は冷や汗勝利 参院選は大丈夫!?「丸山問題」が逆風に… (1/2ページ)

 前市長が政治資金問題で引責辞職したことに伴う堺市長選は9日、投開票が行われ、地域政党「大阪維新の会」公認の新人で元府議、永藤英機(ながふじ・ひでき)氏(42)が初当選を果たした。維新が推進する「大阪都構想」の後押しになりそうだが、北方四島へのビザなし交流で品位のない言動を繰り返した丸山穂高衆院議員(35)=日本維新の会を除名=の問題が逆風となり、冷や汗の勝利だった。

 「堺に未来をつくっていきたい。全身全霊を注ぐ」

 永藤氏は9日夜、支持者を前に今後の市政運営への思いをこう語った。

 維新は4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選以後、「連勝」が続いている。

 堺市では、直近2回の市長選で「反都構想」の竹山修身(おさみ)前市長に連敗していた。今回、「反維新の最後の牙城」とも呼ばれた堺市を制し、初めて大阪の「3トップ」を押さえた。

 今後は、堺市が「大阪都構想」に参加するかが注目される。

 永藤氏は「まずは、大阪市の状況を見守る」と賛否を留保してきたが、大阪市では、都構想の賛否を問う住民投票が来年秋にも実施される。「3トップ」を握った勢いで「賛成」多数となれば、堺市での都構想論議が再燃する可能性もある。

 今回の堺市長選には、夏の参院選への試金石としての側面もあった。

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