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「韓国の外交史を学ぶ見学ツアー」に同行して感じたモヤモヤ (5/5ページ)

 外交官の礼服や外交官用のパスポートが展示されているコーナーでは子どもたちも興味を持ち、そこで多少の時間を取ってはいたものの、ツアーのほとんどの時間は「諸外国にやられた、特に日本にやられた」とでも言いたげな説明に費やされていた。

 子ども向けの教育プログラムや見学ツアーには、「外交」に親しんでもらい、その中から外交官を目指すような人材を育てていこうという主旨があるはずだ。しかし「外国にやられた、日本にはやられ続けた」という話ばかり聞いて、「外交官になりたい」と思う子どもがいるだろうか。そんな教育を受けた子どもが長じて外交官になった暁には、どんな対日外交が展開されるだろうか。

 現在の韓国政府は日韓関係を重視するとは言っているが、本当にそうであるのなら、自国の外交史の語り方を少しは考えてほしいものだ。

NEWSポストセブン

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