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「女系天皇」「皇統の終わり」容認は事実か 本紙記者が会見で立民・枝野氏を直撃も…逃げた!?「党の結論出さない」 (2/2ページ)

 枝野氏は「(共同通信の)報道はミスリードだ。象徴天皇制をめぐって党内で論点整理はしたが、結論は出していない(=決めていない)。『わが党はこうだ』『あの党はこうだ』となると、幅広い『国民合意』にはならず、象徴天皇制の不安定化を招く」と返答した。

 これは妙な理屈だ。

 立憲民主党が、いわゆる「象徴天皇制」を壊しかねない「皇位継承の変更」を容認したと報じられている。記者は食い下がった。

 すると、枝野氏は「各党の考えはそれぞれあっても、静かな環境下で議論するのが大事だ。党としての結論は出さない。どの党も出すべきではない」といい、回答を拒否したのだ。

 これでは、有権者は「立憲民主党の皇室観」を判断できない。立憲民主党には、政府・与党の答弁逃れを批判する資格はない。

 ちなみに、共産党は「女系・女性天皇を容認」と打ち出し、国民民主党は「女系天皇には反対、女性天皇は賛成」と公表している。共産党は2004年に改定するまで、党綱領に「君主制の廃止」を掲げてきた。

 前出の八木氏は「枝野氏は『逃げた』と言われても仕方ないのではないか。共同通信の報道通りなら、立憲民主党は、共産党と同じ方針(=女系天皇容認)を固めたことになる。衣の下に鎧(よろい)を隠したままで、(女系天皇に)賛成、反対の両方から支持を得る狙いなのか。将来の皇室のあり方は参院選の争点にはなじまないが、各党がどんなイデオロギーを持つかを知るリトマス試験紙になる。各党とも、皇室観を明確に打ち出すべきだ」と指摘した。

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