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【喫煙を考える】「串かつ でんがな」分煙こそ最高のサービス 顧客が決める分煙店・喫煙店の“選択” (1/2ページ)

★飲食店の分煙対策(2)

 受動喫煙防止対策に関する改正健康増進法と都条例の来年4月施行に備え、宅配ピザの「ピザーラ」などを展開するフォーシーズ(東京都港区)は、居酒屋チェーン「串かつ でんがな」の対応方針を打ち出した。

 その第1弾として、店内を禁煙席、加熱式たばこ席、喫煙室に分けた「神田西口店」を今年2月にオープン。当面はランチタイムのみ禁煙席と喫煙席に分けて運用し、来年4月から本格稼働させる。

 “分煙”は、「さまざまな人に安心して利用してもらえるサービスの提供」を第一とする同社らしい選択だ。例えば、競合チェーンの「串カツ田中」は昨年6月、ほとんどの店舗の禁煙化を図り、売り上げを伸ばした。しかしその裏には、客数は増えたが客単価は減少したという実情がある。顧客構成が、アルコールを飲まない層、つまり未成年やファミリー層にシフトしたのだ。

 「当チェーンも立地によっては禁煙にする店も出てくると思いますが、『神田西口店』のようにサラリーマンの多い店に喫煙スペースは欠かせません。そのように立地や店舗規模等に応じて喫煙環境を整備していく予定です」と同社料飲業態本部統括管理部の小松正和部長は話す。

 分煙店がいいか、禁煙店でなければダメか、あとは顧客の選択に委ねたいという。

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