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日米中「空母」一斉出動! 「自由主義陣営」と「独裁国家」の対立激化 識者「独裁中国は世界にとって現実の脅威」 (1/3ページ)

 米国と中国が、空母による軍事的示威行為で対峙(たいじ)した。米軍の誇る世界最強の原子力空母「ロナルド・レーガン」は、海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」とともに、中国が勝手に軍事拠点化を進める南シナ海で共同訓練を実施した。一方、中国海軍の空母「遼寧」は、日米の動きを牽制(けんせい)するかのように、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に進出した。ドナルド・トランプ米政権は、共産党独裁の中国による世界覇権を阻止するため、軍事、経済両面で圧力を強めている。今回の空母対決は、日米中心の自由主義陣営と、一党独裁国家の緊張激化を表す動きといえそうだ。

 日米を代表する艦船による訓練は10日から始まった。複数の政府関係者の話として、12日付産経新聞が報じた。

 米空母「ロナルド・レーガン」は、「動く軍事拠点」といわれるニミッツ級空母で、1隻だけでヨーロッパ中堅国の空軍力に匹敵するとされる。

 海上自衛隊の「いずも」は今後、日本の防衛の命運を握る護衛艦といえる。同型の「かが」と合わせて事実上の空母に改修し、短距離離陸と垂直着陸が可能な最新鋭ステルス戦闘機「F35B」と一体運用する方針なのだ。

 米空母と海自による、南シナ海での共同訓練は昨年8月以来。中国が、世界屈指のシーレーンである南シナ海で、岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化を進めていることに対し、抑止力を誇示する狙いがある。

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