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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】地球にない仕組み「木星の月」の火山活動 (1/2ページ)

 6月は木星を詳しく観察できる数少ない機会だ。それは「衝(しょう)」という現象で、木星が地球にいちばん近づくだけではなくて、地球から見て太陽とちょうど反対側になるからだ。6月には太陽が沈むころ東の空から昇って、太陽が昇るころ西の空に沈むので、一晩中見ることができる。

 明るさもマイナス2・9等級の明るさになる。遠くにあるときにはマイナス1・6等級だから、ずっと明るい。恒星でいちばん明るいシリウスよりも明るくなるのである。

 しかも、6月16日の夕方から翌17日の明け方には月と木星が大接近して見えるから、視野の狭い双眼鏡でも同じ視野に入る。そのうえ、14日から19日には、月と木星と土星が並んで見られる。

 双眼鏡や小型望遠鏡でも6月には木星特有の縞が見えるだろう。木星は岩石質の中心核を厚い水素の層が覆っているガスを主成分とする惑星だから地表が見えず、雲しか見られない。だがそこに特有の縞がある。

 木星には「月」が79個もある。そのうち大きな4つは6月には双眼鏡でも見える、これらは17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイが発見したことから「ガリレオ衛星」と呼ばれている大きな「月」だ。なお、79個のうち54個は木星の自転方向とは逆の軌道を持つ逆行衛星だ。つまり地球から見える月とは反対方向に回っている。

 ガリレオが発見した衛星のうち「イオ」は月の1・05倍の大きさ、つまり月とほとんど同じ大きさである。

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