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金正恩氏「薬物中毒者ら10万人」強制移住計画のウラ事情 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩党委員長は昨年11月、中国との国境に面した貿易の要衝・新義州(シニジュ)市を大きく生まれ変わらせる「新義州市建設総計画」をぶち上げた。現地ではその後、住宅建設など各種事業が進められているもようだが、この計画の一環として、10万人の市民を強制移住させるプランが存在するという。

 平壌の内部情報筋は、デイリーNKに次のように伝えてきた。

 「まず、新義州から追放されるのは中国に不法滞在した経歴がある者、薬物関連犯罪に関わっている者、不純物録画物(韓流ドラマなど)所持をしていた者や、ほかに当局から取り締まりを受けた前歴がある住民だされた経験がある人などの犯罪歴がある住民だ」

 (参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

 脱北や覚せい剤の乱用、韓流ドラマの蔓延はいずれも北朝鮮当局が頭を悩ませている問題だ。

 (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

 「実際のところ、こうした条件で抽出するなら、わが国民の半分が対象になるだろう。人口36万人の新義州で、10万人を選り分けるのは難しいことではないはずだ」(情報筋)

 また、平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋も「昨年、元帥様(金正恩氏)が現地を訪れた際、不純分子を追放するようにとの内容の指示が下された」という。不純分子の追放に続き、素行が「良好」とされた他地域の住民が市内に移住させられるもようだ。

デイリーNKジャパン

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