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新潟で震度6強…大地震「空白地域」襲う恐怖 専門家が注意呼びかけ「南海トラフ、房総沖が危険」 (2/2ページ)

 夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏も「これだけ大きいのは1833年に起きた庄内沖地震以来で、めったにない地震が起きた」と指摘。長く大地震が発生していない同様の地域は日本各地に点在すると警鐘を鳴らす。

 大地震を経験していない人が突然、激しい揺れに遭遇するとパニックに襲われ、安全な避難行動ができない恐れもある。

 今後、危険な地域について、島村氏は「日本中が危険だが、特に南海トラフや日本海、太平洋両方の東北地方沖、千葉県の房総沖もひずみがたまっていて危険といえる」と話す。

 南海トラフは、東海沖から九州沖の太平洋海底に延びる溝状の地形で、30年以内にM8~9級の巨大地震が70%の確率で起きると予測されている。大地震が発生した場合、首都圏や関西圏でも甚大な被害が予想されている。

 2011年の東日本大震災を例に、警戒を呼びかける専門家もいる。

 立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学教授は「今年に入ってから佐渡島周辺や能登半島で、小さな地震が続発していた。今回の地震の前兆だった可能性がある」と述べ、こう続けた。

 「東日本大震災の影響で、隣り合う北海道や千葉・茨城沖で大きな地震が起きた。今回も隣接する秋田沖から北海道南西部や、能登半島周辺などで起きる可能性がある」

 くれぐれも警戒が必要だ。

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