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【瀕死の習中国】逃げるようにその場を後に…習近平氏にとって“危険地域”となった香港とマカオ 関係者「長老たちはもう、習主席をかばわない。サジを投げた」 (2/2ページ)

 習氏と夫人らが2年前の6月下旬から7月1日、香港を訪問した。国家主席として初めて、9年ぶりの訪港だったが、保安当局や警察当局は、安全保障レベルを最高級の「反テロ厳戒態勢」に引き上げた。中国本土からも、事前に人民解放軍や武装警察などが大量投入され、「暗殺に怯える」習氏の周囲に、よそ者が近づかない態勢を整えた。

 さらに、習氏が昨年10月にマカオ入りする直前には、マカオのトップ、中国政府の出先機関である「マカオ連絡弁公室」主任の転落死も報じられた。江派だった主任の死因も謎だが、「香港・珠海・マカオ大橋」の開通式に、習氏は異様な警備体制のなか、30分以上も遅れて登場し、スピーチらしいスピーチもせず、逃げるようにその場を後にしたという。

 「長老たちはもう、習主席をかばわない。サジを投げている」

 元最高指導者、トウ小平一族に「近い」筋からは、このような話も伝え漏れる。

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書・共著に『「歴史戦」はオンナの闘い』(PHP研究所)、『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『中国・中国人の品性』(ワック)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社黄金文庫)など。

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