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党首討論、野末陳平氏はどう見たか 「野党の力のなさが露呈したよねぇ」 (1/2ページ)

 今国会では初めてとなる党首討論が19日、行われた。野党党首は「老後資金2000万円」問題を中心に、安倍晋三首相(自民党総裁)に迫ったが、「衆院解散カード」を切られるのを恐れてか、いずれも迫力に欠けた。年金問題をめぐる国会論戦を「愚かだ」「2000万円という数字を弄び、国民を混乱させた」などと一刀両断して注目された野末陳平元参院議員(87)に、党首討論の感想を聞いた。

 「下手なことを言って安倍首相を挑発すると衆院解散に踏み切られるかもしれないと、野党党首は及び腰だったねぇ。新鮮味もなかった。『短時間だった』と言ったって、プロなんだからポイントを押さえて攻めればよかったのに…。これでは内閣不信任案は出せないよ。野党の力のなさが露呈したよねぇ」

 税金・年金に詳しい野末氏はこう嘆いた。

 党首討論のトップバッター、立憲民主党の枝野幸男代表は「安倍首相は年金の安心ばかりを強調し、実態と向き合っていない」と批判したが、空振りに終わった。

 安倍首相は「年金生活者の生活実態は多様であり、しっかりと対応する」と反論し、野党側のヤジには目もくれなかった。

 国民民主党の玉木雄一郎代表や、共産党の志位和夫委員長も年金に焦点を当てたが、実りある論戦とはいかなかった。

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