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【平沢勝栄 俺がやらねば】政治家の「失言」はどこまで許容されるか 外国では多くが「問題なし」 (1/2ページ)

 先日、自民党は所属議員に、演説などで「失言」をすることがないよう注意を促す文書を出した。

 演説の一部が切り取られて報道され、その結果、「問題発言だ」として批判されるケースがみられるからである。

 ところで、この失言が意味するところは国によってまちまちで、日本で問題になった失言の多くは外国ではまず、問題にならないとされる。

 果たしてこれは本当なのか、見てみたいと思う。

 外務省幹部によると、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は人口減がもたらす国の活力の衰退を心配してか、「私は子供を4人育てた。国民は子供を3人はつくりなさい」と繰り返し、訴えているそうだ。

 昨年、来日したトルコの副首相も自民党本部の会合でこの話をしていた。

 英国議会史で有名な話だが、英国のウィンストン・チャーチル元首相は、酔って議会に出た。このことを野党の女性議員からとがめられた元首相は「私の酔いは一晩、寝れば治る。あなたの容姿は一晩、寝ても直らない」と開き直ったそうだ。

 さすがに現代の英国ではそうした発言は許されないだろうが、日本より政治家の発言に寛容であることだけは間違いない。

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