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野党「弱腰」のレッテル避けたい!? ダブル選見送り公算に方針転換…25日にも内閣不信任案提出

 立憲民主党など主要野党が、安倍晋三首相への内閣不信任案を25日にも提出することになった。夏の参院選に合わせて衆院選を行う「衆参ダブル選」を誘発しかねないと腰が引けていたが、国会会期末が26日に迫るなか、安倍首相がダブル選を見送る公算が大きくなり、土壇場で方針転換した。

 「解散がなさそうだから、不信任案を出すと(政権に)思われるのはしゃくだ」

 立憲民主党の枝野幸男代表は当初、こう語り、不信任案を出すのをためらっていた。衆院選への候補者擁立の準備が遅れているとの指摘もある。

 だが、野党内からは「参院選に向け、戦いの火ぶたを切るため、野党第一党の党首が、なぜ安倍政権を倒すのかを言うのには意義がある」(野田佳彦元首相)などと、主戦論が強まった。

 21日には安倍首相が、官邸で公明党の山口那津男代表と会談し、衆院解散については「頭の片隅にもない」と伝えた。

 こうした安倍首相の姿勢を受けて、枝野氏は21日、岐阜市内で記者団に対し、24日に野党幹事長・書記局長会談をセットして、不信任案の扱いを最終的に協議するとの段取りを明らかにした。

 枝野氏としては、「弱腰の臆病者」というレッテルを貼られるのを恐れたのかもしれない。

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