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国民年金の納付率68.1% 7年連続上昇

 厚生労働省は27日、2018年度の国民年金保険料の納付率が前年度から1.8ポイント増加し、68.1%だったと発表した。最低だった11年度の58.6%から7年連続で上昇。クレジットカードやコンビニでの支払いを利用する人が増えたり、督促を強化したりしたことが要因とみられる。

 加入者は18年度末で約1471万人と、前年度末より約34万人減少。16年からパートなどの短時間労働者にも厚生年金の適用が拡大され、厚生年金への移行が増えたことが影響したようだ。

 納付率は全ての都道府県で前年度より上昇。最も高かったのは島根の81.14%で、次いで富山80.04%、新潟80.03%だった。最低は沖縄の51.17%で、大阪59.24%、東京64.08%と続いた。

 低所得などで納付を全額免除・猶予されている人は前年度と同じ約574万人。こうした人たちも含めた「実質的な納付率」は40.7%だった。

 保険料は過去2年分にさかのぼって納付できるため、2年後に最終的な納付率が確定する。16年度の最終納付率は前年度から1.5ポイント増え74.6%で、6年連続で上昇。統計を取り始めた02年度以降で最高となった。