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台湾「中国寄りメディア」に数万人が抗議デモ! 米英の“支援”期待…識者「目的は独裁・習政権に対峙」 (2/2ページ)

 中央社の記事によると、蔡氏は23日、デモの発起人に謝意を示し、台湾メディアへの中国勢力の浸透に対する社会の危機感を高める効果があるとの考えを示したのだ。

 今回のデモの背景について、中国事情に詳しいノンフィクション作家の河添恵子氏は「台湾では長く、国民党がメディアを牛耳ってきた。大手テレビ局の多くは、中国に配慮する番組作りにシフトし、香港のデモもほとんど報じなかった。これに対し、自分たちは台湾人であって中国人ではないと主張する『天然独』といわれる若い世代が現状を変えるために立ち上がった」と説明する。

 米中新冷戦が顕在化するなか、香港と台湾のデモはどう展開しそうか。

 河添氏は「香港のデモは、中国の干渉に怒った英国と米国がバックアップしている。台湾のデモも、米国など自由主義国を味方に付けることができる。その目的は共産党独裁の中国に対峙(たいじ)することだ。今後、大きな動きが起こる可能性がある」と話した。

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