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菅長官「日本から話題出すのはおかしい」 トランプ氏の安保条約不満発言受け

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は28日の記者会見で、大阪市で行われた安倍晋三首相とトランプ米大統領の会談で、トランプ氏が日米安全保障条約に不満を表明していたことに対するやりとりがなかったことについて「公式に日本には(表明が)なく、日米政府間では見直しの話も一切ない。会談で日本からわざわざ(話題を)出すのもおかしいのではないか」との認識を示した。

 菅氏はその上で「日米安保条約を前提とする日米同盟について、2017年2月の日米共同声明で、両首脳間でアジア太平洋地域における平和、繁栄および自由の礎である旨を確認している」と重ねて強調した。

 会談で日米貿易交渉を加速させることで一致したことについては「(日米にとって)ウィンウィンの形で早期に成果が出るよう、茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表との交渉を見守りたい」と語った。

 合意時期については「予断は控える」と述べるにとどめた。(産経新聞)