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【日本の元気 山根一眞】ピラルク、ピラニア…アマゾンの魚はむちゃくちゃウマイ! 「グルメ絵本」ぜひ読んで (1/3ページ)

 アマゾン、マナウス市在住の日本人女性、陣内すまさんの新刊絵本『大蛇のすむ森 私のアマゾン』(啓成社刊)が出た。陣内さんは長年にわたりインディオたちの民話や神話を丹念に集めてきたが、この本は1992年出版の絵本『ガラシとクルピラ (こどものとも世界昔ばなしの旅2)』(福音館書店刊)に次ぐ代表作となった。

 私が陣内さんと初めて会ったのはアマゾン初訪問時なので親交はすでに47年になる。ブラジル・アマゾンには多くの日本人移住者が入植、今年の9月には現地で「アマゾン日本人移住90年祭」が開催される(行きたい……)。

 というアマゾンだが、いまや住民の大半はベレン(人口約140万人)やマナウス(人口約180万人)などの大都市に住む。いきおい、森の民、ネーティブ(インディオ)たちの文化伝承が途絶えてしまう危機にある。陣内さんは、彼らの民話などを必死に調べ記録してきたのだ。

 その陣内さん、すでに80歳を超えたもののお元気で、年に1度は来日。『大蛇のすむ森 私のアマゾン』も数年にわたる来日で出版社と内容を詰めてきたのだ。表紙の絵を描いたのは陣内さんが見いだしたブラジル人画家、ヴァン・ペレイラさん。元インディオの血筋で森の民ならではのアマゾンの世界、物語を描けるおそらくアマゾンでも唯一の画家で、私も何度か会っている。

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