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「すごくリアル」と話題 “アンドロイド演じるお姉さん”に聞く「似せる」ための苦労 (1/3ページ)

 「すごく不気味だ」「人間なのか、アンドロイドなのか、だんだん分からなくなる」--今年4月、ある女性がTwitterに投稿した動画が、ネットユーザーたちをざわつかせた。投稿者は、企業のプロモーション動画やイベントなどで“アンドロイド役”を演じているモデルの高山沙織さん(@saotvos)。動画では、ロボットなどを本物の人間に似せようとすると、ある段階で気持ち悪く見えてしまう「不気味の谷」現象を再現している。

 これまでも高山さんは、ゲーム「Detroit: Become Human」に登場するアンドロイドや、全て3DCGで描かれた女子高生キャラクター「Saya」に扮したコスプレを披露し、「CGのキャラクターが現実世界に出てきた」などと話題を呼んできた(関連記事)。

 いつしか「アンドロイドのお姉さん」を名乗るようになった高山さんは、よりアンドロイドらしさを求め、演技の“アップデート”を続けている。不気味の谷を再現した動画は、そんな研究成果の1つだ。アンドロイド役を演じ続ける中で、どんな試行錯誤をしているのか。

 ◆アップデートの情報源は「ファンからの返信」

 高山さんが4月に投稿した動画は「不気味の谷までもどる研究」と題したもの。アンドロイドになりきった高山さんが笑みを浮かべて手を振るという数十秒のムービーだ。ロボットやアンドロイドの外見や動きが人間に近づくほど、見る人の親密度は増すが、ある段階になると親密度が下がり、かえって不快感を覚えるようになる--そんな不気味の谷を再現。固い表情やぎこちない動きに、ネット上では「すごい」「一部、機械化している?」などの声が上がった。

ITmedia News

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