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【編集局から】実感した「梅干し作り」の大変さ ご近所さんの“作品”に感心と反省

 ひょんなことから先日、都内の亀戸天神にお参りに行ってきました。神前で手を合わせ、何の気なしに社務所に目を移すと人だかりが。よく見ると「ご自由にお持ちください」と境内で取れた梅の実が複数の袋に入って置いてあるではないですか。これが結構な量で、1袋に1キロ強は入っています。中年の女性が「縁起もんだから持って帰ろ」と喜んでいるのを見て、1袋いただいて帰ることにしました。

 そこまではよかったのですが、家でその梅を前に「さて、どうしよう」と。梅酒は飲まないしと思案していたところ、家族会議で「梅干しを作る」ことに。

 ただ、この作り方がまぁ大変で、洗って拭いて傷付けないようにヘタを取り、容器に梅、塩、梅、塩と投入し、落としぶたをして重しを乗せる。3日後に赤シソを塩もみして入れて2~3週間待ち、カビが生えたらすくう。それをクリアした上で、梅雨明けのカンカン照りの日に3日程度干すんだそうです。

 ご近所さんから手作りの梅干しをもらっては何の気なしに食卓にのせていましたが、これほど手塩にかけた作品だったとは…。冷蔵庫の中の片隅の、昨年いただいた梅干しの容器を開けてみて、よくできているなと感心するとともに、しばし反省もした次第です。(宣)