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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】奇人・変人大歓迎!「異能vation」プログラム 突き抜けたアイデア待ってるよ (1/2ページ)

 総務省が情報・通信技術(ICT)分野で奇想天外な研究開発に取り組む人を支援する「異能vation」プログラムというのがあって、ボクはスーパーバイザーを務めているんだ。独創的、天才、変人、異端な人からアイデアを募ろうというものでね。テレビとかに出まくっている落合陽一くんも、このプログラム出身者だ。

 スーパーバイザーは応募された提案を評価したりアドバイスするのが役割なんだけど、ボクも含めて変わり者ばかり。ただロボット工学とかIT分野に精通している人たちだから、医学に精通しているのはボクだけなんだ。ちなみに、ボクがプレゼンを聞いて「素晴らしい!」と感じた応募者はたいがい変人だ。

 応募者には若い人もいればベテランで立派な経歴の持ち主もいる。ただ、さまざまな提案を選考してきた経験からいうと、自分の経歴を自慢げに語る人からは、ろくなアイデアが出てこない。これまで培ってきた学力の範囲で出そうとするから、「突き抜けたもの」が出てこないんだ。教養がかえってブレーキになってしまうんだね。

 その点、若者の発想はとても面白い。2017年度の最終選考を通過した村木風海(むらき・かずみ)くんは、「気候を科学で操作する」という着眼点に立って、二酸化炭素を直接吸収するマシーンの開発を提案してきた。山梨出身の少年で、見た目は朴訥とした感じなんだけど、最終プレゼンテーションは全部英語。帰国子女かと思ったら、独学で身につけたんだって。彼は今年、東京大学工学部の推薦入試に合格したよ。

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