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「九州豪雨」どこにでも潜む深層崩壊の脅威! 東日本でも“山消失レベル”の雨…表層崩壊への警戒も必要 (1/2ページ)

 ■東日本でも“山消失レベル”の雨

 九州では梅雨前線の影響で3日も南部を中心に激しい雨が降り、同日午後1時半現在、鹿児島市など3市全域に避難指示が出た。西日本では4日にかけて猛烈な雨が降る恐れがあるほか、東日本でも非常に激しい雨が予想されている。気象庁は山の斜面が岩盤ごと崩れる「深層崩壊」を警告。「山が1個なくなってしまうレベル」(専門家)の災害はどこで起きてもおかしくないというだけに最大限の注意が必要だ。

 鹿児島市以外の全域避難指示は鹿児島県霧島市と姶良(あいら)市。鹿児島市の対象は27万5287世帯、59万4943人となり、3市で計37万3483世帯、79万8170人に上った。鹿児島、宮崎、熊本の3県で避難勧告をする自治体も相次いでいる。

 気象庁は3日、緊急記者会見を開き「自分の命は自分で守るという意識を持って早めに避難してほしい」と呼び掛けた。

 福岡管区気象台などによると、6月28日から7月3日午前6時までの総雨量は宮崎県えびの市で858ミリに達した。

 ■80万人に避難勧告

 狭い範囲で長期間雨が降ることで、専門家は、深層崩壊だけでなく、斜面が崩れる「表層崩壊」への警戒も引き続き必要だとみる。

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