記事詳細

韓国、日本の「100制裁案」に戦々恐々 「報復カードのうちやっと1つが出てきた」メディア懸念 (1/2ページ)

 日本政府は4日、韓国の半導体製造に不可欠な高純度フッ化水素など、3品目の輸出管理を厳格化した。韓国関連で「不適切な事案が発生した」ため、安全保障上の運用見直しとして、同国への優遇措置を取り消した。いわゆる「元徴用工」の異常判決などで日韓関係が悪化するなか、韓国側は「日本の報復」と受け止め、追加措置が100件を超えかねないと戦々恐々としている。

 「安全保障上の貿易管理を、それぞれの国が果たしていかなければならない義務がある。相手の国(韓国)が約束を守らないというなかで、『優遇措置は取れない』ということで当然の判断だと思う」

 安倍晋三首相は3日、日本記者クラブ主催の討論会で、こう語った。

 輸出管理が強化されるのは、テレビやスマートフォンの有機ELディスプレーに使われる「フッ化ポリイミド」や、「レジスト」「エッチングガス(高純度フッ化水素)」の3品目。

 日本のシェアが高く、韓国のハイテク産業のダメージは甚大だ。

 国家間の約束さえ覆す韓国との取引はリスクが高い。日本は今回、EU(欧州連合)が韓国に行っているのと同じく、輸出管理を改めた。

 だが、韓国政府は「日本の報復」とみて、WTO(世界貿易機関)への提訴も検討している。

 韓国政府の強硬姿勢とは対照的に、韓国メディアはさらなる措置発動を懸念し始めている。

関連ニュース