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【日本の元気 山根一眞】環境問題解決のため…大学で「SDGs(持続可能な開発目標)」を実践・体験! (1/2ページ)

 獨協大学(埼玉県草加市、犬井正学長)では、24日から1週間、「Earth Week Dokkyo」という環境イベントを開催した。環境問題を人文社会科学系の科学からアプローチする環境共生研究所と国際環境経済学科が主催、学生による実行委員会が年2回行っている催事だ。今回は、国立極地研究所による南極観測を通じた気候変動についての講演、東日本大震災後の福島の未来を考える討論会など28プログラムが展開された。

 大学の研究対象としての「環境」は理系学部が中心だが、獨協大学は文系学部のみの大学だ。一方、多くの企業や自治体が環境問題の解決姿勢なしに生き残れない時代を迎えている。

 その指針の一つが、「SDGs」(持続可能な開発目標)だ。2015年、ニューヨークでの国連開発計画(UNDP)のサミットで、193カ国が、16年~30年の15年間で達成すべしとして掲げた17の目標だが、具体的に何をすればよいのか戸惑う企業、経営者が少なくない。その目標やターゲットの多くが、これまでの経済システムや企業活動とは発想や価値観が根底から異なっているからだ。しかし、「SDGs」を無視して生産した製品は輸出ができないといったエコビジネスのルールが確実に広がっている。

 となると、企業には「SDGs」の発想や価値観を身につけた若い人材が多く必要だが、その人材が育つ場は多くない。獨協大学では「SDGs」採択の2年前、13年に国際環境経済学科を新設しており、「Earth Week」はその国際環境経済学科の学生たちが「SDGs」を実践、体験する腕試しの機会でもある。

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