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草津温泉の伝統「時間湯」ピンチ! 指導役「湯長」を医師法違反の懸念で廃止へ 反発の声も (1/2ページ)

 群馬県草津町は、草津温泉で江戸時代から続くとされる独自の入浴法「時間湯」の指導役「湯長」を、来年3月で廃止する方針だ。湯治客に症状や体調を尋ねることなどが医療行為との疑いを招き、医師法違反の懸念があると判断した。一方で湯治文化の伝統を踏まえ「歴史あるものを簡単に変えていいのか。名物がなくなる」(地元住民)と惜しむ声も出る。

 「草津よいとこ、一度はおいで」

 硫黄のにおいと湯気が立ち込める公衆浴場「千代の湯」で6月下旬、湯長を務める鈴木恵美さん(34)の民謡草津節が響き渡った。

 時間湯の入浴客は、湯長の号令に従い、指示された時間や回数で強酸性の湯に入る。「1回3分の入浴を1日3~4回」などさまざまだ。事前の準備運動に、湯長の歌声に合わせて木の板で源泉の温度を下げる「湯もみ」をする。利用者は、観光客だけでなくアトピー性皮膚炎やリウマチに悩む人も多いとされる。

 町は、湯長が症状に合わせ入浴法を指導したりする点なども問題視。黒岩信忠町長は「行政として法律違反のリスクは放置できない」と話す。

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