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「秘密の話はiPhoneで」北朝鮮国内で広がる新常識 (1/3ページ)

 「メッセージのやり取りはiPhone同士でやれば安全だ」

 「敏感な話をするときはiPhoneを使おう」

 最近、北朝鮮の人々の間でこんな認識が広まりつつあるという。

 アップル社のスマートフォン、iPhone。そこに搭載されているiMessageというメッセンジャーアプリを使ってやり取りすれば、当局に監視されないとの認識が広まりつつあると、デイリーNKの情報筋が伝えてきた。

 北朝鮮当局は、国外への情報流出や国内での韓流コンテンツなどの拡散防止に躍起になっており、国民に対する取り締まりを強めている。

 (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

 海外と裏ビジネスをする脱北ブローカーや送金ブローカーの間ではこれに対抗し、密かに国外と連絡する場合にカカオトークやLINEなどのメッセンジャーアプリを活用するケースも増えているという。

 (参考記事:「LINEを使う人間はスパイ」金正恩体制が宣言)

 冒頭で述べた「新常識」も、この延長線上で広まっているもようだ。

 アップル社が公開した文書によると、iMessageでやり取りされる情報は暗号化されており、当事者以外は誰も見れないことになっている。ただ、ネット環境の悪いところでは正しく暗号化されない場合もあるとのことだ。

デイリーNKジャパン

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