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【参院選2019】全国屈指の激戦区・滋賀 元知事と現職が事実上の一騎打ち 風次第、数百票差か (1/2ページ)

 自民党が「警戒区」から「激戦区」に引き上げるなど、全国屈指の激戦選挙区となった滋賀選挙区(改選定数1)。自民党現職で2期目を目指す二之湯武史氏と、元知事で左派野党の統一候補となった無所属新人の嘉田由紀子氏の事実上の一騎打ちだ。

 地元の県議関係者が解説する。

 「嘉田氏はご承知のように2014年までの2期8年、滋賀県知事を務めた実績で知名度は抜群だ。それに対し、二之湯氏は1期6年の国政での実績をひっさげて、支援の公明と二人三脚で選挙を繰り広げている。ともに京都大学卒で、『京大対決』などと話題になっている」

 嘉田氏は、統一候補になるまでが難産だった。

 野党関係者は「嘉田氏は前回衆院選に、川端達夫・元民主党副代表の地盤を受け継いで立候補した。当初は『当選確実』といわれたが、約5000票差で惜敗した。大きな理由は、小池百合子都知事が立ち上げた希望の党との関係だ。嘉田氏は無所属だったが、『比例は希望が望ましい』と発言し、社民党が離反した。立憲民主党は自党からの出馬を要請したが、嘉田氏は断り、敗れた」という。

 今回、統一候補をめぐる左派野党の話し合いでも「嘉田氏擁立」には異論が続出した。だが、「自民党に勝てる候補」というと他にはおらず、最終的には足並みがそろった。

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