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世界遺産登録決定で「古墳カレー」人気! 店主の中屋さん「休みなくなるかも」 地元でグッズ、埴輪作り体験も (1/2ページ)

 念願の世界文化遺産への登録が決まった大阪府の百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群。観光客増加などの期待が膨らむ一方で、地元の堺市や羽曳野市ではすでに古墳カレーやグッズ、埴輪作り体験が人気となっている。

 世界最大級の墳墓「仁徳天皇陵古墳」(大山古墳、堺市)付近の飲食店「花茶碗」は古墳カレー(1000~1500円)を振る舞う。前方後円墳の形のご飯と堀に見立てたルーの組み合わせで、スコップ形のスプーンで古墳を発掘する気分も味わえる。2008年に考案し、現在はブロッコリーを森に見立てたカレーなど7種類を提供する。

 登録勧告があった5月は観光客が増加し、ピーク時は1日50食以上の注文があった。店主の中屋麗子さん(72)は「市民にとって当たり前の存在が世界遺産になった。これからも面白さを伝えたい。休みがなくなるかも」と期待する。

 堺市博物館は、6日に新たな古墳グッズを発売。注目は古墳時代の遺跡から出土した須恵器をモデルにしたマグカップ(1300円、50個限定)。同じ数量で昨年7月に発売した前のタイプは約1カ月で完売した。

 世界遺産への期待感が高まった4月からは、犬形埴輪のキーホルダー(250円)が1番人気という。1972年に堺市北区の百舌鳥梅町窯跡から出土した埴輪がモデルで、博物館はパズルやフィギュアにした新商品も発売した。

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