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渡辺明二冠、棋聖戦制し将棋界の頂点に 獲得タイトル通算23期で歴代5位に

 将棋界の「頂上決戦」が決着した。豊島将之棋聖(29)=名人・王位=に、渡辺明二冠(35)=棋王・王将=が挑戦した産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第4局が9日、新潟市の岩室温泉「高島屋」で行われ、勝利した渡辺二冠が対戦成績3勝1敗で初の棋聖位を獲得した。渡辺新棋聖は2013年以来となる3冠に復帰し、将棋界の頂点に立った。

 渡辺新棋聖は2017年度に竜王を失冠。順位戦でもA級から陥落し、初の負け越しも経験した。ところが、昨年度に復調し、勝率8割を記録して全勝でA級に復帰。タイトルも王将を奪取し、今回3度目の挑戦で初めてとなる棋聖位を獲得した。獲得タイトルは通算23期で歴代5位となった。