記事詳細

NGT運営会社に訴えられた男性ファン、争う構え 損賠訴訟の口頭弁論 (1/2ページ)

 新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」の元メンバー、山口真帆さん(23)に対する暴行事件の影響で芸能活動を休止せざるを得なくなったなどとして、運営会社「AKS」(東京)が男性ファン2人に3000万円の損害賠償の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、新潟地裁(篠原礼裁判長)で開かれ、2人は請求の棄却を求め、争う構えを示した。AKSの代理人弁護士は閉廷後、「公開の場で原因の究明を進め、再発防止につなげたい」と話した。

 この日の裁判に出廷したのは、AKSの代理人弁護士ら2人だけで、被告側の姿はなかった。被告側が事前に提出した答弁書では、AKSの請求の棄却を求め、事実関係の認否については追って行うとしているという。

 AKSの代理人弁護士は報道陣の取材に対し「暴行の態様や因果関係などが争点となる。最も重要なのは真実の発見だ」とした上で、「事件に他のメンバーは関わっていない」と強調した。証人としてメンバーの出廷を求める可能性も示唆。山口さんについては「個人のプライバシーや個人の意思があるので、本人の意思を尊重しながら(証人申請を)検討していきたい」とした。

 この日、同地裁にはNGT48のファンら約150人が傍聴券を求めて行列をつくった。抽選の結果、47人が当選。倍率は約3倍だった。裁判を傍聴した福島市の50代男性は「長引きそうだが、山口さんにもNGT48にも、良い結果になるようにどちらも応援していきたい。山口さんの出廷が解決への一番の近道ではないか」と感想を話した。

関連ニュース