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【室谷克実 新・悪韓論】日本人を装い慰安婦像にツバ… 韓国内で起きた愚行騒動、あわや「反日材料」に 「国籍詐称者を処罰する国際条約」必要だ (2/2ページ)

 3つ目は、慰安婦像を「うっとうしい存在」と見る層が存在することを示唆することだ。男たちは、見つかり止められたので日本語を使ったが、見つからなければ自分たちの「唾かけ」を動画に収めて立ち去るはずだった。その動画をアップして、下手な日本語を使ったら、すぐに日本語の達人たちから「日本人ではない」と指摘されるから無音声の動画だろう。

 となると、彼らの本来の目的は「慰安婦像を貶めること」だったのではないかと推定できる。

 4つ目は、韓国の警察が男たちを、像の管理者や慰安婦に対する「侮辱罪」に当たるとこじつけている点だ。

 かつて日本大使館前の像に「竹島は日本領」と書いた装飾杭を縛り付けた日本人を、韓国検察は「名誉毀損(きそん)罪」で告訴した。民間団体が設置した像に触れたら、「名誉毀損罪」か「侮辱罪」。韓国の公的機関内部では、慰安婦像を本尊とする反日教が、ますます猛威を振るっているのだろう。

 それにしても、大問題は韓国人による第三国での国籍詐称だ。私は、日本国政府が「悪意ある国籍詐称者を処罰する国際条約」を提唱するよう願ってやまない。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

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