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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「選ぶ」》G20翌日に突然…誰もを魅了した女性の急死 (2/2ページ)

 「吉田さんは本当に心が温かく、優しくて、ときには体を張って人を勇気づけてくださり、ときには心にしみいるような言葉で慰めてくれるような方でした」。G20関連イベントで前日まで一緒に過ごしていたW20事務局長の塚原月子さん(46)はこう振り返る。G20では多少疲れもあったがエネルギッシュで元気だったといい、訃報の連絡を受けて言葉を失ったという。

 私が取材で最も心に残ったのは、男性ばかりの組織でキャリアアップする大変さを嘆く女性に、吉田さんが答えたこの言葉だ。「相手を変えるという発想は対極を生む。ヨットの操縦と一緒で、風や波があっても進むスキルを身につけるしかない。いかに自分が強くなるか、と私も今も頑張っている」

 強さと優しさ、しなやかさを兼ね備え、一度会っただけで誰もを魅了するカリスマ。まさに“選ばれた人”だった。亡くなったことがいまだに信じらず、あまりにも残念で、彼女について書かずにはいられなかった。ご冥福を心よりお祈りします。(K)

 大阪社会部、42歳。

【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「選ぶ」です。