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【室谷克実 新・悪韓論】韓国・文政権のあきれた謀略…経済失政も「日本のせい」に? 徹底した「財閥イジメ」から一転…日本に“警告”も (3/3ページ)

 日本の新聞報道(誤報もあり)、テレビでの与党議員の発言、日本政府の公式発表の区別がまったくつかないまま、都合のいい部分だけ貼り合わせている。一国の大統領の公式発言としては、お粗末極まりない。

 これは、韓国大統領府内部の情報伝達の問題なのか。あるいは文氏の「読解能力」の問題なのか。

 どちらにしても、大統領発言を事前にチェックする大統領府の内部メカニズムに「知的欠陥」があるのは明らかだ。

 文氏は12日、地方遊説で、日本の措置に関連して「李舜臣(イ・スンシン)将軍はわずか12隻の船で国を守った」と、唐突に述べた。何を言いたかったのか。

 米国への仲裁依頼工作に失敗した韓国大統領府の高官は取材陣に対し、日本統治下で起きた国債返済のための募金運動を語り、「わが優秀な民族」を強調して反日運動への結集を煽った。

 まだ何の被害もないのに、早々と「竹やり武装・玉砕論」の響きがある。

 「従北政権」にとって、韓国経済の落ち込みは、北朝鮮との数値的接近であり、内心では喜ぶべきことだ。それを、「日本のせい」にできることは、もっけの幸いに違いない。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。著書・共著に『悪韓論』(新潮新書)、『崩韓論』(飛鳥新社)、『韓国リスク』(産経新聞出版)など多数。

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