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【勝負師たちの系譜】女性棋士誕生の可能性 「奨励会」以外のもう一つの道 (1/2ページ)

 7月10日、マイナビ女子オープンの就位式が、東京・竹橋のマイナビルームで行われた。

 今回は里見香奈女流五冠の挑戦を退けた、西山朋佳女王の表彰である。

 もし今回、西山がタイトルを奪われていたら、里見は六冠となり、8月から始まるヒューリック杯清麗戦五番勝負が、里見の全冠制覇なるかの勝負となるところだけに、西山に対する称賛の声が高かった。

 もう一つ、西山は奨励会の三段リーグにも在籍しているだけに、主催者の挨拶からにして、奨励会でも棋士(四段)を目指して頑張ってほしいという激励を受けていた。

 西山の先輩である里見が、やはり三段リーグに在籍していたが、年齢制限までに上がれず、退会しただけに、西山に対する期待が大きいようだ。

 元女王の加藤桃子女流三段も、奨励会を退会して女流棋士一本となっているから、残りは西山一人と思っている人が多いようだが、私はそうは思っていない。

 現在は奨励会を抜けなくても、公式戦の成績で直接、棋士(フリークラス)になる試験を受けられる制度があるのだ。この制度で上がった棋士に今泉健司四段がいる。

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