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【平沢勝栄 俺がやらねば】与党は「度量」を、野党は「良識」を… 前に進まない憲法審査会、国民が納得できる運営を (1/2ページ)

 参院選(21日投開票)は最終盤に入った。

 これまで商店街や駅頭などで多くの人と話をしてきた。反応は悪くないが、中には「他に良い政党がないから、自民党に投票する」という人もいた。「消極的支持」ということだろう。

 選挙の争点の1つは「政治の安定」だ。平成になって以後、安倍晋三首相は18人目の首相である。今、久しぶりに安定した政権ができたことで、日本、そして安倍首相の国際社会における発言力や存在感は急速に高まる一方だ。

 最近の半導体素材の対韓輸出管理の見直しは、あくまで、安全保障上を目的としたものだ。強力かつ安定した安倍政権だからこそ、取り得た政策といえる。

 日本に対して、これまで韓国は「やりたい放題」だったが、今回の安倍政権の毅然(きぜん)とした対応には、戸惑っているのでないか。

 今回の選挙のもう1つの争点は、憲法改正の是非だ。憲法改正についてしっかり議論していく政党か、議論さえしない政党かを問う初めての国政選挙である。

 かつて、私は某東大教授から「憲法改正を訴えて選挙に勝ったら、3度回ってワンと言うよ」と言われた。

 「憲法改正を訴えれば、国民の反発で選挙には絶対に勝てない」と思ったのだろう。

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